絶望の追跡者から逃げ切れ!俺たちが熱狂した『バイオ3』究極の選択と無限弾のロマン

脳裏に焼き付く「STARS…」あの絶望から始まった物語

1999年、プレイステーションのディスクをトレイに乗せた瞬間、僕たちの日常はラクーンシティの絶望に叩き落とされた。そう、『バイオハザード3 ラストエスケープ』だ。『2』のタイラントも相当な衝撃だったけど、今作の「追跡者」は次元が違った。だって、あいつは走ってくるんだ。ロケットランチャーまでぶっ放してくるんだ。あの絶望的な足音は、今でも耳に残っている。

でも、本作の魅力はただ怖いだけじゃない。時系列が『2』の少し前と直後を描くという巧みな設定、そして何よりプレイヤーの腕と判断力が試される数々のやり込み要素が、僕らをブラウン管の前に釘付けにした。今回は、攻略本をボロボロになるまで読み込んだあの頃の記憶を掘り起こしてみよう。

脳裏に焼き付く「STARS...」あの絶望から始まった物語

一瞬の判断が生死を分ける!心臓が跳ねる「ライブセレクション」

プレイ中、突如画面がモノクロに反転し、緊迫したBGMと共に突きつけられる二者択一。それが「ライブセレクション」だ。全部で9回用意されたこの究極の選択は、その後のルートやアイテム、エンディングまで変えてしまう。まさに、自分の手で物語を紡いでいる感覚があった。

特に印象的だったのが、路面電車での選択だろう。「非常ブレーキを押す」か「窓から飛び出す」か。ここでブレーキを選んだ先のルートで、ジルが相棒のカルロスに強烈な平手打ちを食らわすシーンは忘れられない。あのビンタでカルロスも目が覚めたのか、その後の追跡者との戦いでめちゃくちゃ頼りになったんだよな。

そして、エンディングを左右する公園のつり橋での選択。ここでどう動くかで、もう一人の隊員ニコライの運命が決まり、ラストに誰がヘリで助けに来てくれるかが変わる。友達と「どっちのエンディング見た?」なんて情報交換するのも、たまらなく楽しかった。

一瞬の判断が生死を分ける!心臓が跳ねる「ライブセレクション」

本編以上にハマった!?「ザ・マーセナリーズ」の快感

本編をクリアしたご褒美として解放されるおまけモード、「ザ・マーセナリーズ」。正直、こっちの方が本編よりプレイ時間が長かったかもしれない。カルロス、ミハイル、ニコライの3人から1人を選び、制限時間内にゴールを目指すだけのシンプルなルール。だが、これが奥深かった。

敵を連続で倒す「コンボ」、隠された「シークレットタイム」、そして何より「緊急回避」だ。追跡者の攻撃を紙一重で避けた時の「カシャッ」という効果音と、スローモーションになる演出。あれが決まった時の気持ち良さ…!アドレナリンがドバドバ出るのが分かった。まさに管理者のエッセンスにあった通り、この快感のために何度もプレイした。

マップ上の生存者を救出すればアイテムや時間がもらえるから、どのルートで誰を助けるか、必死に最適解を考えたものだ。ここで稼いだ賞金で「無限弾」を買って、本編を無双プレイするのが当時のゲーマーにとって最高のステータスだったんだ。

本編以上にハマった!?「ザ・マーセナリーズ」の快感

周回プレイのモチベーション!無限弾と隠しコスチュームのロマン

何度もラクーンシティの悪夢に飛び込ませた原動力、それが豊富な隠し要素だ。クリア特典の「ブティックのカギ」を手に入れれば、ジルの衣装をとっかえひっかえできた。

初代『バイオ』のS.T.A.R.S.制服や、『ディノクライシス』のレジーナコスチュームなんていうファンサービスは最高だったし、婦人警官やライダースーツ、果てはなぜかディスコスーツまで。「この格好で追跡者から逃げるのか…」なんてツッコミを入れながらも、全種類コンプリートしたくて必死だった。

そして、全ての武器の弾が無限になる、あの夢のアイテム「無限弾」。これさえあれば、あれだけ怖かった追跡者もただの的だ。ロケランを撃ちまくって日頃の鬱憤を晴らすのが、何よりの楽しみだった。

あの頃の熱狂をもう一度、手元に。
ディスクを入れ替えるドキドキ感、メモリーカードの空き容量を気にした日々。
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まとめ

純粋なホラーとしての恐怖だけでなく、プレイヤーの選択が物語を変え、アクションゲーム顔負けのスコアアタックまで用意されていた『バイオハザード3』。クリアしてからが本当の始まりだと言わんばかりの作り込みは、ゲームが最高に熱かった90年代のサービス精神そのものだった。今でも「緊急回避」の快感と追跡者の足音は、僕たちの記憶に深く刻み込まれている。

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