月曜の夜、テレビの前が特等席だった
月曜の夜10時。家族が寝静まった後、あるいは夕飯を終えたリビングで、僕らはブラウン管テレビの前に集った。そう、すべては『SMAP×SMAP』、通称「スマスマ」を見るために。
あの頃の僕にとって、月曜日は最高の曜日だった。スマスマで大笑いして、そのまま『あいのり』でキュンキュンする。この黄金リレーが、一週間のエネルギー源だったなんて人も多いんじゃないだろうか。今回は、色褪せることのない伝説の番組『SMAP×SMAP』が、どれだけ僕らを熱狂させたのか、当時の雑誌の記録を元に振り返ってみたい。

圧倒的人気!数字で振り返るスマスマ旋風
まず、当時の人気ぶりがどれだけ異常だったかを見てほしい。1997年のテレビ誌の人気投票では、好きなテレビ番組部門で『SMAP×SMAP』が断トツの1位。それだけじゃない。
タレント部門では、1位の木村拓哉さんを筆頭に、中居正広さん(2位)、草彅剛さん(5位)、稲垣吾郎さん(9位)、香取慎吾さん(10位)と、メンバー全員がトップ10入り。もはや社会現象としか言いようがない。
視聴率も凄まじく、『SMAP×SMAP ’97今夜は大阪から』というスペシャル回では24.8%を記録。国民の4人に1人が見ていた計算だ。全国ツアーの様子を収めたビデオ『1997 SMAP LIVEス』も発売され、日本中がSMAPの熱気に包まれていた。
本気すぎた料理対決「BISTRO SMAP」の記憶
「オーダー!〇〇!」という中居オーナーの声で始まる「BISTRO SMAP」。毎週、豪華な食材が並ぶあのキッチンと、メンバーが真剣な眼差しで料理する姿は、本当にカッコよかった。

2003年〜2004年の戦績データを見ると、メンバーの個性が見えてきて面白い。
- 木村拓哉さん (21勝23敗): 和食が得意で、女性ゲストの心を掴むメニューで高勝率。
- 稲垣吾郎さん (16勝28敗): 肉料理の強さと独創性で勝負する料理人。
- 草彅剛さん (18勝26敗): 精進料理など、ヘルシー志向で実力を発揮。
- 香取慎吾さん (33勝11敗): アートのような美しいデザートでゲストを魅了。勝率は驚異的!
豪華ゲストとのトークも最高だった。アスリートの意外な一面を引き出したり、デビッド・ベッカムのような世界的スターの素顔をのぞかせたり。あのマイケル・ジャクソンまで来店したのだから、そのスケールは計り知れない。あまりの料理のクオリティに木村さんが「SMAPってなんなんだよ!」と叫んだのも、彼らの万能さを象徴する名場面だ。
アイドルの限界を超えた爆笑コント列伝
スマスマが革命的だったのは、トップアイドルが文字通り体を張ってコントに挑んだことだ。
香取さんが生んだ「カツケン」や、中居さんの強烈な女装キャラ「中原ナツキ」。草彅さんのモノマネ「森山つよ太朗」など、数えきれない名物キャラクターが生まれた。
特に覚えているのは、ゲストの子供の要望をメンバーが粘土で作って、1位以外はハンマーで叩き潰すっていう企画。あのちょっと残酷でシュールな感じがたまらなく好きだった。なぜか、ああいう器用さが問われる企画もキムタクが強かった記憶がある。

中居さんが「アナウンサーガンガン物語」で女装した際は、ストッキングの感触が気持ち悪すぎて「パンツ食い込まない?」と大騒ぎし、結局ガニ股で本番を乗り切ったという裏話も、彼らのプロ意識と遊び心が詰まっていて最高だ。
予測不能な化学反応が生まれる場所
BISTRO SMAPやコントだけでなく、ゲストとのトークや音楽コーナー「S LIVE」も見逃せなかった。
普段は毒舌な爆笑問題の太田光さんが、木村拓哉さんを前にして完全に固まってしまったり、磯野貴理子さんへの勝利のキスがカオスな展開になったり。そこには台本だけでは作れない、生身の人間同士の化学反応があった。
「S LIVE」でピンク・レディーと共演し、完璧な振り付けで「UFO」を踊りきった姿は、彼らが最高のエンターテイナーであり、正真正銘の「アイドル」であることを改めて証明してくれた。
あの頃の熱狂をもう一度、手元に。
テレビの前で笑って、感動した月曜の夜を、最高の音楽と共に振り返りませんか?
彼らのパフォーマンスに触れるたび、きっと忘れていた大切な何かを思い出せるはずです。
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まとめ:『SMAP×SMAP』は僕らの青春そのものだった
今振り返っても、『SMAP×SMAP』は単なるバラエティ番組ではなかった。それは料理であり、コントであり、音楽であり、トークであり、そして何よりも、SMAPという5人の才能が爆発する最高のエンターテインメント空間だった。
月曜の夜10時、テレビの前で過ごしたあの時間は、間違いなく僕らの青春の一部だ。そして、その輝きはこれからも色褪せることはないだろう。




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